秋元康・原案企画|ドラマ『あなたの番です』のすべて 2019年8月11日に放送されたドラマ『あなたの番です』16話のネタバレを含むあらすじと感想を、放送後にSNSで最も注目を集めた出来事を含めてお伝えします。16話では、謎多き男・佐野の正体がついに明らかに!関連記事この記事には、『あなたの番です』16話のネタバレが含まれています。まだご覧になっていない方は、「スポンサーリンク目次片足だけが夫・俊明(坪倉由幸)の勤務会社に届けられていた児嶋佳世(片岡礼子)の遺体が、佐野豪(安藤政信)の出入りしている食肉加工センターで発見されます。佳世の死因は、首を絞められての窒息死というのが鑑識結果。――その後、「菜奈(原田知世)殺し犯の目星がついた」と言う神谷将人(浅香航大)との待ち合わせ場所に手塚翔太(田中圭)が到着すると、神谷は、全身にビスを打ち込まれて惨殺されています。120mmのビスが23本。最後のこめかみへの一発が致命傷。神谷のスマホは持ち去られています。佳世、そして神谷もまた、口角を上げ微笑んでいます。相棒刑事の水城洋司(皆川猿時)は、事件の早期解決を誓います。――水城と神谷の最後の会話は、赤池夫婦殺害時のチョコレートプレートについて。そして、死んだ神谷の上着ポケットから小型ナイフが出て来て、それが赤池夫婦殺害に使われた凶器と鑑識が断定します。赤池夫婦殺しは、神谷かということになります。また、神谷の惨殺現場には26.5cmの足跡があり、これは、浮田の殺害現場に残された足跡と一致。神谷殺しの犯人の身長は、170cm前後ということも、防犯カメラの画像解析で判明。また、先の黒島沙和(西野七瀬)が早川教授に呼び出された際のホーム転落については何者かの策略と分かります。二階堂忍(横浜流星)情報によれば、「黒島さんが貴方を殺そうとしている」という電話が早川教授にあり、それで、教授は黒島を呼び出してことの真偽を確かめようとした模様。突然、藤井淳史(片桐仁)の部屋を訪れた久住譲(袴田吉彦)は、そこで桜木るり(筧美和子)に遭遇。桜木は、撲殺したはずの袴田が生きているので驚きますが、藤井が、彼は袴田ではなく久住だと説明。そして、浮田が死の直前に、自分(浮田)が書いた名前(殺したい人=赤池美里)を引いた人物に心当たりがあると言っていたことを聞いた桜木は、藤井と久住の罪を纏めて擦り付けるチャンス到来と、悪知恵を授けます。「赤池美里」と書いた紙を引いた人物に罪を擦り付けようという話になります。その後、二階堂が沙和の部屋で盗聴器(電気コンセント)を見付けます。ホワイトボードへの書き込み時の会話(菜奈、翔太、早苗、沙和)も含めて、全部、ストーカーの耳に入っていたことになります。ひまわり畑での二階堂と沙和のデート中、付き纏っていたストーカーこそ、常に片耳にイヤホンを当てていた内山達生(大内田悠平)。彼は高校時代からのストーカーで、当人は沙和のボディーガードを称していると人づてに沙和は聞いています。――二階堂は、大学内での交友関係が広い友人(雫)に電話して、内山達生のことを聞き出します。仲間内では、ニヤケユウジと呼ばれている男。その男の住所(コーポどめき204号室)を聞き出して、翔太と二階堂が急行します。山中で穴掘りしていたりして、何かと怪しい佐野を食肉加工センターで捕まえた水城が、佳世殺害時のアリバイを聞きます。また、食肉加工センターの作業員からは、ごく短期間、内山達生がここでバイトしていたと水城は知らされます。佐野にはアリバイがあるうえ、食肉加工センターの作業員たちは、氷彫刻家としての佐野のことも良く知っていました。氷彫刻家の佐野は、この食肉加工センターで氷を貰う為によく出入りしていたのでした。――水城は、内山が、佳世殺しも神谷殺しもしたものと推察します。田宮淳一郎(生瀬勝久)は、甲野貴文(鈴木勝大)の実家に向かい、甲野の母を訪ねます。――甲野が銀行に配属された初日、自分が甲野の胸に名札を付けたという話をして、形見に甲野の名札を貰い受けたいと申し出ます。が、甲野の母は、警察から引き取った名札は何処にあるか分からないと言います。田宮が、葬儀場で持ち帰ってしまっていた香典を改めて出そうとすると、香典は、「49日」の折りに受け取っていると母親に言われます。田宮にその記憶はありませんが、香典返しを受け取って、田宮は帰路につきます。沙和の部屋にチャイムが鳴って、来客が映し出されるはずのモニターを見ると誰もいません。ドアの除き穴を見ても誰もいません。沙和が不審者の影を追って階下に出た時、頭上からパソコンモニターが落ちて来て、沙和の身をかすめます。「すみません、手が滑っちゃって」と言って、3階の外階段から尾野幹葉(奈緒)がにこやかに手を振っています。水平距離がかなりあって、どう考えても、手が滑ったということではありません。内山の部屋に、タクシーで駆け付けた翔太と二階堂。その直後、一旦は確保した佐野を解放して水城も到着。翔太、二階堂、水城が、204号室を目指して階段を駆け上がります。翔太がドアを開けようとするのを水城が抑えます。ドアをノックして水城が名乗り、それからドアを開けます。ドアが開くのに連動して、3本のダーツ矢が内山の心臓に放たれます。「ブルで~す」と内山が叫びます。翔太が階下に目をやると、その場を走り去る南雅和(田中哲司)がいます。心電図の波が消え、波動がフラットになります。ブルマークがモニターに映し出されます。スポンサーリンクゆの字行方不明の佐野豪が発見されて、こちらはどうやら氷の彫刻家ということで、まだまだ怪しい部分は残っていますが、とりあえず犯罪とは無関係。残りの行方不明者(逃亡者)・クオン(井阪郁巳)はシンイー(金澤美穂)と再会できていますし、田宮淳一郎は部下だった甲野の実家を訪れています。そうすると、あとは、榎本正志(阪田マサノブ)の妹の榎本サンダーソン正子(池津祥子)だけが、安否不明者です。総一が殺人未遂で拘留され、その後のサンダーソン正子は行方不明のままです。ということは、あるいは、既に総一(荒木飛羽)に殺されているのか、または、殺人ゲームに大きく関与しているのでしょうかね。また、「ゴミの分別が出来ない人」を引いて、次の殺しの順番になっている田宮の解釈(人物特定)が気になります。血痕が付着した「甲野」のネームプレートを「御中元」として受け取った田宮淳一郎の劇団員としての解釈が気になります。田宮のターゲットになるべきその候補は、沢山います。候補1、黒島沙和の卒論を正当に評価しようとしない「早川教授」。ことの正否を識別できない教授。候補2、清掃係を欠席者(木下)とか、新しい入居者(302号室)に押し付けようとする「マンション住民全員」。自身に投じた田宮にしても、早苗が立候補を募っているのだから、本当に清掃係をやりたいのなら、その時に挙手すべき。だから、多数決投票に任せることで、清掃係を回避しようとしていた田宮も同罪です。田宮自身も含めて、「ゴミの分別が出来ない人」ということになります。候補3、警察官なのに不正を働いていた「神谷刑事」。善悪の識別ができない人ということでの断罪。これなら、今回、実行したことになってしまいます。候補4、細川から籍が抜けていないのに翔太と同棲していた「菜奈」。夫・朝男の死で遺産相続があるはず。その後、菜奈が死ねば、内縁の夫(翔太)に遺産が転がり込む可能性もあります。そういう理不尽(?)に対する懲らしめとしての奈々殺しなら、こちらも実行済み。ただ、田宮の関心は、ゲーム進行にあるのではなく、甲野殺しの真犯人探し。田宮は翔太と菜奈を疑っているように見えますし、今回の内山の死については、3本のダーツ矢に翔太の指紋が付着しているということかと思われます。神谷と会う約束の場所に向かう時、翔太は、3本の矢を携行していました。— フィボナっち (@anbn_kosatsu) 目細めてるし— ガルルんるん (@773nogi7se) 黒島ちゃんブルでした— YOU姫 (@YOUnoKING) — ひろみちおかあさん (@pudding_0701) 甲野くんの仏壇と黒島ちゃんが出したコーヒーが同じだった。— おぎ (@ogi7005) 17話で、トントンこと内山達生(大内田悠平)が、浮田啓輔(田中要次)、赤池夫妻、児嶋佳世(片岡礼子)、神谷刑事、そして手塚菜奈(原田知世)を殺害したとパソコンから流れる動画で自供しそうです(甲野貴文は笑ってないから一応省きます)。黒島ちゃんが共犯・犯人(黒幕)であるという考察をまとめると…という感じかなと思います。で、黒島のストーカーである内山は、黒島を守りたい一心に行動していると考えられます。つまり、黒島を庇うために罪を被ったということです。「ブッルでーす」というのも、黒幕の黒島に辿り着かせないように、全てを被りこれで終わらせるためでしょう。犯人候補の一人・尾野ちゃんは黒幕が黒島だと気づいていて、独自に反撃をしている気もします。 まだ謎なのは南(田中哲司)。さて、やはり黒島ちゃんが黒幕というのが、「ブル」な気がしますね。でも、まだ残り話数的にもう一波乱ありそう…次回も楽しみです。公式サイトが発表している『あなたの番です』17話のネタバレStory(あらすじ)は以下の通りです。部屋に仕掛けられた装置が作動してダーツの矢が胸に突き刺さった内山(大内田悠平)は、まもなく絶命。その瞬間、彼の脇に置かれたパソコンから動画が流れる。動画の中で内山が不気味に語り始める。衝撃的な内容に、翔太(田中圭)、二階堂(横浜流星)、水城(皆川猿時)は言葉を失う――。内山の告白により、一連の事件の真相が明らかになったかと思われた。しかし、翔太はこれで事件が解決したわけではないと直感する。翔太と二階堂は南(田中哲司)を訪ね、内山のアパート近くにいた理由について問い詰める。翔太は、マンションを出て劇団の稽古場で寝泊まりしている田宮(生瀬勝久)に会いに行く。田宮に血のついた名札を届けたのはやはり内山のようだが、その目的は…。臨時の住民会が開かれ、翔太は住民たちに、内山の件で判明した事実を報告する。責められる黒島(西野七瀬)やゲーム参加者たち…。そして、ついに住民の中に潜む危険人物が暴走し始める…!出典:https://www.ntv.co.jp/anaban/story/スポンサーリンク最後までお読みいただきましてありがとうございました。ドラマ好きが集まるWEBマガジン