!「ひるなかの流星」のあらすじ&見どころ※微ネタバレ 今回は漫画「ひるなかの流星」のあらすじネタバレをお届けしました。 しかしまさか、最終回で馬村くんを選ぶ結末とは! 心の中で応援しつつも、少女漫画のセオリー的に「結局最後は獅子尾とハッピーエ … 2017年に公開された実写版映画「ひるなかの流星」は、原作の漫画がとても人気で有名な作品です。映画「ひるなかの流星」は、豪華なキャストが出演している事でも話題になっています。原作の漫画は完結しており、結末のあらすじやネタバレを残念に思う方もいました。
少女マンガを最終回までネタバレで配信!恋愛やラブコメなどのレディコミや女性にもおすすめの少年・青年漫画の最新刊の発売日と全巻のネタバレと感想も紹介しています!このページは「ひるなかの流星」の2巻のネタバレと概要を無料で配信しています。田舎の高校生だった与謝野すずめは、両親の海外転勤を機に、東京に住むおじの諭吉にあずけられた。『ひるなかの流星』は、マーガレット(集英社)で2011年から2014年まで連載されたやまもり三香による少女漫画。気まずい雰囲気のすずめと獅子尾の所に、諭吉おじさん登場。すずめは、部屋から二人を追い出す。もしかしたら、私は獅子尾先生が・・・・。自分の気持ちに少し気づいて来たすずめ。次の日、ゆゆかに親睦会の話を聞く。一泊二日で自然の家に行くらしい。ゆゆかから、馬村との仲を取り持つ様に言われているので馬村が釣りをするので、一緒に釣りをする事に。虫も触れないゆゆか。でも、馬村と近づくために頑張る。すずめ「どうして、そんなに馬村が好きなの?」ゆゆか「入学式の時に、となりの席になり話しかけたら「うざっ」って言われて・・でも、みんなに同じ態度で・。だから、心を許した相手にはどんな顔するのかなってそれが自分ならいいなって」ゆゆかの情熱とか勇気に関心しながら1人で散歩に出かける。気が付くと、道に迷ってしまった。「おい、なにやってんだよ」馬村がいた。獅子尾先生じゃないんだ・・・馬村と話していると、崖から落ち、しかも馬村も一緒に道ずれに・・。馬村とすずめがいないと獅子尾に報告が入る。獅子尾はびっくりして、捜しにいく。「あんの、ばかすずめ!!」無理やり崖をよじ登ろうとするすずめを冷たい態度で見てる馬村。どうして、そんなに女子が嫌いなのかすずめは聞いてみた。「9割はうざい、1割は父子家庭だからどう接すればいいかわからない」それが答えだった。もっと女の子に優しい態度で接するように話した。女の子は傷つきやすいからって。「お前は傷ついたのかよ」「私は・・」・・・・あっ 雨馬村とすずめがいない事が広まってふたりはじつはサボってるのでは?馬村には素直になれるなぁ・・すずめの顔が赤い・馬村にもたれかかる・・・すずめは熱でぐったりしだした。「オイ!しっかりしろ!」馬村がすずめを肩に抱き寄せると獅子尾が二人を見つけた。一人づつ崖からひっぱりあげた。「先生・・」「ちゅんちゅん・・」「私・・GPSでも ついてるんですか?」「ああ、実はいっこ つけといた」そういった先生の声は優しかった。 獅子尾がおぶって無事帰ることが出来た。ゆゆかは、すずめが心配で待っていた。正直に言わないゆゆかに、「心配するのもわかるよ、 あぶなっかしーもんな こいつ」獅子尾がいった。ベットに寝かせたすずかが自分の服の裾を握るのを見て「子どもか」っていいながら髪をすっと触る。すずめが目を覚ましたのは5時間後。ゆゆかが、「獅子尾先生と付き合ってるの?」って聞いて来た。否定するすずめに「あんたが獅子尾先生の事すきなんだ」かくしてもわかると言われ、考えてもよくわからないと言う。ゆゆかは、考えてわかるもんじゃない勉強じゃないんだから、「その人がとなりにいるだけで気づくもんだから」そういえば、私ずっと頭で考えてばかりでちゃんと自分の気持ち聞いてなかった気がするキャンプファイヤーに行ってしまったゆゆか。あとから獅子尾がやってきた。説教した後、いいものを見せてやるって蛍を部屋中にばらまいた。嬉しすぎる・・「俺に惚れんなよ」そんなこと言われてももう遅い毎年、お正月に親戚と一緒にUNOをやってるすずめはめちゃ強です!ありがとはってお礼をサイソクする獅子尾。「ありがとうございます」「よくできました」頭をぺしって叩いていく。こんな小さな事に反応してしまう。馬村が友達をテスト勉強の話をしていた。すずめは、「それ1人追加でお願いします」結局、7人で勉強することになる。すずめの家で勉強会ゆゆかが、すずめの勉強を担当。しかし、全然聞いてないしってか寝てるし・・。何度も何度もさずがの、ゆゆかがキレて悪キャラ全開!キレるゆゆかに・・し~~んとなる。とっさに、すずめが馬村の腕をとって「お おそろいっってね!」馬村は顔が真っ赤になった・・まわりは、爆笑で・・ゆゆかの悪きゃらと馬村の女子苦手キャラで場が盛り上がった。ゆゆかに謝る。謝る事ないよ、素の方が小悪魔っぽくない?2人は笑う。みんなと解散する。「オイ、 お前なにフツーにバラしてんだよ」馬村が怖い顔で・・殴られる準備するすずめでも、馬村が女子としゃべるのをみて嬉しかったという。よし、準備OK!歯食いしばれよ馬村は、すずめの頬にキスをする「これでゆるす」え?は?馬村の行動がよくわからず学校で避けてしまう。ゆゆかの悪キャラが話題でドM軍団が群がっていた(笑)馬村の赤面の話をもっと詳しく教えてほしいとゆゆかに言われた。うしろめたい気持ちがモワモワとこれは・・どうにかしなければ。屋上に馬村を呼び出した。冗談であんな事するのは、困るという。馬村は冗談でそんな事するわけないと・・。すずめの頭を触り、「自分から触った女はお前が初めてなんだけど、それでも冗談とか言うわけ?」 本気・・・馬村は好きだけど、友達としてゆゆかが馬村の事好きって知ってるし人の心って自分が思う方には動かないんだ・・ゆゆかに気まずくてみんなとの時間をさける。獅子尾先生の顔でもみようかなって職員室のぞいてみるけどいない。アイスを持った獅子尾先生。元気のないすずめを見て笑顔を作ってくれる。先生の免許書の写真で笑わせてくれた。先生の名前五月っていうんだ。私にへんなあだ名つけたからあだ名でもつけようかなって思って・・呼び捨てにしてしまった。さすがにそれはダメでしょそうゆうのは、特別な人が呼ぶもんだから・・線 ・・ひかれたそんなこと しってるし・・人の心どころか 自分のこころでさえ願う方向には朝から、ゆゆかにゲンキよく挨拶する。朝から余裕だね。テスト返ってくるのに・13点・・・。馬村にも普通に話そう。話しかけるけど、無視される。あんな告白しておいて、男心がよくわからない・・。赤点3つあるから、補修プリントをするため学校で勉強する事に昔の彼女に言われたとか、女みたいな名前だから嫌だとか・話してくれた。先生っぽくないと言うかフツーの人だでも、うれしい下駄箱にゆゆかファンクラブのみなさんがいる。それをみていたゆゆかに「何してんの?」馬村が声をかける。驚いて、携帯を落としてしまう。それを拾ってあげた馬村。ゆゆか「夏休みなんか予定ある?」馬村「は?」またみんなと一緒に遊べたらと話すと「あいつが、 あいつがいるなら行ってもいい」ゆゆか「あいつ? あいつって・」「別になんでもねー」勉強がひと段落したので、帰る事に。遅いから獅子尾が送っていくとこの人の線ひきの基準がわからん・・学校から出ると、「五月?」女の人が立っていた。「五月」この人誰?「つぼみ」懐かしそうに話をする二人。諭吉おじさんの知り合いのみたい。すずめを諭吉の姪と紹介される。かわいい♪と言われ触られまくる諭吉おじさんのとこでご飯を一緒に食べようと誘いにきたらしい。獅子尾のつれない返事に、つぼみがガールフレンドが迎えにきたのに・・ってやっぱり・・・ダメださつき つぼみ さつき つぼみ苦しい とてつもなく「五月って変な所で鈍感だよね」「ねぇ 私と別れてさみしかった?」次の日、校門でつぼみが獅子尾先生を待っていた。「ツバメちゃん 五月どこ?」ツバメちゃんって・・「もう、帰ったと思います」ウソをついてしまいました。獅子尾先生は保健室にいる。保健室に行って見ると先生がベットで寝ている。先生の首のホクロを押して遊んでみた( *´艸`)寝返りをうった獅子尾が「こら ちゅんすけ」って寝言で自分の名前を言われてうれしい・どうすればいいかわからないぐらいあふれてくる気持ち「すき」⇒このサイトでは私がおすすめする少女漫画の最終回までのネタバレや最新刊の発売日を配信しています♪ これは今まで数ある中漫画読んできたけど、初めての展開でした! 2017年に公開された実写版映画「ひるなかの流星」は、原作の漫画がとても人気で有名な作品です。映画「ひるなかの流星」は、豪華なキャストが出演している事でも話題になっています。原作の漫画は完結しており、結末のあらすじやネタバレを残念に思う方もいました。 映画『ひるなかの流星』ネタバレ感想を紹介しています。「ひるなかの流星」は少女漫画が原作の実写化作品で、王道少女漫画とは違った斬新な結末を迎えます。 すずめにとって初めての都会・・・東京。 人気少女漫画の実写化映画『ひるなかの流星』。映画視聴前に原作を読んでしまっていたので、実写のキャラクターに違和感を感じないか不安だったのですが、思った以上に原作でのキャラクターとキャスティングがマッチしていて、すんなりと受け入れて楽しむことが出来ました!今回はそんな『ひるなかの流星』についての詳しい感想をご紹介していきます。感想ではネタバレを含みますので、映画ご視聴前の方やネタバレを避けたい方はご注意ください!目次田舎から東京に引っ越すことになった女子高生・与謝野すずめ。東京ですずめは一見軽そうだが優しく面倒見の良い担任教師・獅子尾に生まれて初めての恋をして、教室で隣の席ということで話すことになる女子が苦手な同級生・馬村から告白されることになります。すずめに想いを寄せながらも教師・大人という立場から距離を取ろうとする獅子尾。不器用ながら真っすぐに向き合い、獅子尾に恋するすずめを自分に振り向かせようとする馬村。しかし、そんな馬村は大切な友達の好きな人…。教師との初めての恋、同級生からの告白、恋愛と友情の関係に悩むすずめ。恋愛経験のないすずめの恋の行方は…?!今回映画『ひるなかの流星』を観る前に原作2巻分を読んでいるのでどうしても原作と映画を比較してしまう部分は多かったのですが、全体的に原作でのキャラクターとキャスティングのイメージがとてもマッチしていて数ある実写映画の中でもかなり見やすく、原作を知っていても楽しめるような映画だったと感じました。恋愛映画としては斬新な結末もかなり新鮮で楽しめたので、私のように王道少女漫画が好きな方からそうでない方まで幅広い方におすすめな恋愛映画です!映画を視聴する前にマンガアプリのキャンペーンを利用して2巻分だけ原作を読んでいるのですが、原作とはストーリー展開や受ける印象がだいぶ違うように感じました。最初のバングラディッシュに行く両親、東京の諭吉おじさんのところに引っ越すことになる設定までは原作と同じでしたが、獅子尾先生との出会いが少し違います。映画ではひるなかの流星が東京でも見られたということになっていますが、原作では「東京の空では星は見えないかも…」というところですずめが倒れてしまい、そこに通りがかった獅子尾先生におんぶされて諭吉おじさんの喫茶店に連れて行ってもらう際、首筋にちらりと見えたほくろが流星だという話でした。その変化で話の流れが不自然になるわけではないので問題はないのですが、個人的にはほくろが流星という設定が面白くて気に入っていたので、映画版でほくろのくだりがカットされていたのは少し残念です。 また、本来は移動教室の前にあるボウリングの話がカットされ、移動教室の話の中にボウリングでのストーリー展開が組み込まれていました。そのため、原作では移動教室の時にはすでに仲良くなっていたはずの猫田ちゃんとの関係性が違うものになっていて、個人的に好きだったシーンはカットされています。いなくなったすずめを心配して宿でソワソワする猫田ちゃんが、「サボってんじゃないの~?」という女生徒に言い放った「こんなときにクソつまんねーこと言ってんじゃねーぞ ブス共」というセリフ。ボウリングの時にハブられたすずめをそれとなく先生が迎えに来るシーンも好きだったので、ぜひ実写でも観たかったですね…。映画の限られた時間の中にストーリーを詰め込み、できるだけ展開を早めるためには致し方ないことですし、原作を知らない方にとっては全く問題なく視聴できる部分なのかもしれませんが、原作を知っているとこれらの違いは少し残念でした。 その反面、原作と受ける印象が変わっていたのは面白かったなと思います。原作だと少女漫画らしく主人公であるすずめがメインにストーリーが進んでいく印象でしたが、映画版だとすずめに恋して大人として苦悩する獅子尾、すずめの恋を知りながらも真っすぐに恋する馬村の方がメインにストーリーが進んでいく印象がありました。原作を2巻分しか知らないためにそう思うのかもしれませんが、男性側をメインにストーリーが進む恋愛映画というのは新鮮で、恋愛映画が好きな方から恋愛映画は普段観ないという方まで楽しめるストーリーなのではないかなと感じました。先ほども申し上げたようにボーリングの話がカットされて移動教室の話とくっつけているので、序盤の獅子尾先生・馬村くん・すずめの恋愛までの流れ、猫目ちゃんと友達になるまでの流れが少しスピード展開過ぎるような印象がありました。原作ではあった諭吉おじさんが経営する喫茶店でのやり取りが映画版だとほぼなくなり、季節のイベント事がギュギュっと映画の前半部分に詰め込まれているので、登場人物達が恋してアクションを起こして告白するまでの流れが異様に早く感じます。女子高生であるすずめはまだしも、大人である獅子尾先生があそこまで惚れっぽいのは少し違和感がありますし、女性が苦手なはずの馬村くんがあそこまでスピーディーにキスするのは少し変かなと思いました。 猫目ちゃんも原作とは違いほぼ猫を被らずに最初から本性丸出しの状態になっているので、もう少し猫を被っていてすずめと一緒にいることで、少しずつ素直になっていくような展開があっても良かったのではないでしょうか。まぁ、恋愛映画は多少惚れっぽいぐらいでちょうど良いと個人的には思っていますが、さすがに少し展開が早すぎるかな…。もう少し細かい要素を減らして1つ1つをゆっくりやっても良かったんではないかなと個人的には感じました。ただ、ずっと告白できないままモジモジしている恋愛映画が苦手という方にはこのくらいスピード展開なくらいが良いのかもしれませんね!獅子尾先生が初登場した時、そっくり!と思ったくらい三浦翔平さん演じる獅子尾先生はイメージ通りでピッタリでした!休日の帽子を被ってチャラくボサっとしている感じと、先生の時のキリッとした好かれる先生のスーツ姿の演じ分けもしっかりとされていますし、顔・演技・キャラ共に自分の中でイメージしていた獅子尾先生とカチッとハマったように思います。特に休日スタイルの軽いけど優しくて真っすぐな感じはまさに獅子尾先生で、原作で獅子尾先生が好きだったという方にも受け入れられるような実写映画・キャスティングなのではないでしょうか。 三浦翔平さんの低く印象的に響く声も恋愛映画の雰囲気ととてもマッチしていて、ヘッドフォンを付けて映画を視聴していると、映画の世界観にのめり込んで楽しむことが出来ました。正直、三浦翔平さんは桐谷美玲さんの旦那というくらいしかイメージがなく、俳優として映画に出演されているところは今回初めて観ました。出演作品を調べてみるとTVドラマの出演は多いのですが、映画作品にはあまり出演されていないようですね。個人的にはクルクルと変わる表情やキャラクターには観ていて引き込まれる魅力がありましたし、低く響く声も恋愛映画の中ではかなり印象に残る方だということを今回知ることができたので、他に三浦翔平さんが出演されている恋愛映画があればぜひ観てみたいなと感じました!山本舞香さん演じるすずめの友人・猫田ゆゆかちゃんもイメージに合っていて良かったです。猫被っている初期のキャラクター、本性を出してからの荒っぽい感じ、小悪魔っぽいけど意外と純情な性格、ちょっとおせっかい気味で恋に真っすぐな感じも猫田ちゃんのイメージとピッタリ合っていました。個人的に猫田ちゃんが今作の中で一番好きなキャラクターで、原作を読んだ時から実写だとどんな感じになるのかなと楽しみにしていた部分だったので、イメージ通り、漫画から飛び出してきたようなそのまんまの猫田ちゃんでとても嬉しかったです!ボーリングの話がカットされていたことで、個人的に好きだったすずめとのケンカシーンもカットされるものかと思っていましたが、体育館でしっかりとケンカからのヘッドロックがあって安心しましたね。 ちなみに映画中で一番好きな猫田ちゃんのセリフは、クリスマスパーティーに獅子尾先生を誘おうとするすずめのメールに対しての「業務連絡かっ!」です。原作での少女漫画だけどギャグっぽい雰囲気と合っていてクスッっと笑えましたし、返し方がまさに猫田ちゃんそのものでしたね。立ち位置的にはすずめと友達であり恋敵になるポジションなのですが、恋を大事にキッチリと馬村くんにアタックしてフラれつつ、友情も大事にして田舎に引きこもるすずめを迎えに行ったり。後半では何だかんだ馬村との仲を取り持とうとしたり、2人を応援している感じが個人的には大好きです。少女漫画や恋愛映画で出てくる友達ポジションは大体途中で友情が面倒くさく、ドロドロにこじれる印象があってイヤなのですが、このくらいさっぱりとしている友達がいる恋愛映画はすごく新鮮で、イヤな気持ちになることなく安心して観続けることができました。ヒロインよりもヒロインな馬村くんはEXILEの白濱亜嵐さんが演じています。最初登場した時には、原作のイメージからもう少しナヨナヨした細身の男の子の方が原作の馬村くんイメージに合うのではないのかなと思ったのですが、観ていくうちに少しガタイの良い白濱さんが演じることで、馬村くんのヒロインっぽさとか乙女チックなギャップが際立って逆に良かったなと感じました。女の子が苦手で赤面してしまうところを実写でも再現するとは思っていなかったので、あのガタイの良さですずめとちょっと触れるだけで頬を赤らめていくようなギャップには、胸キュンするものがありましたね。そのギャップさからヒロインであるすずめより、ヒロインっぽいなと思っていましたが、運動会での獅子尾先生とのバトル、獅子尾先生への想いに悩むすずめを抱きしめてから獅子尾先生のところに送り出す姿、その後ラインを送るシーンはカッコよかったですよね。てっきりライバルポジションですずめにフラれて終わると思っていたのですが、一途に想い続けてすずめを支え、最後にはしっかりとすずめを振り向かせることに成功している感じは少女漫画のヒロインっぽい部分もありつつ、男らしくてカッコいい部分も多かったなと思います。個人的には獅子尾先生派ではあるのですが、すずめのパートナーとしては馬村くんがピッタリだと感じました!今作は全体的にキャスティングがとても良くて、獅子尾先生・馬村くん・猫目ちゃんなどの主要キャラクターから、サブキャラの諭吉おじさんまで原作で読んだ時のイメージ通りだと思いました。だからこそ、もっと諭吉おじさんの登場シーンが欲しかったです…!原作にあったすずめに勉強を促す鬼の諭吉おじさんとか、すずめのパジャマを選んでいる設定とか、おねぇ系の方に好かれる設定とか個人的に好きだったので、せっかくイメージ通りの諭吉おじさんが実写映画の方でキャスティングされているからこそ、そういった部分とか他のシーンでももっとガツガツ登場してほしかったなと思います。あくまでも恋愛をメインにした映画なのでしかたないのかもしれませんが、個人的には少し残念でした。よくある恋愛映画だとヒロインメインに進むストーリー展開、女友達とドロドロにこじれる展開、何だかんだで本命1本でライバルの男性は突っぱねる印象がありますが、今作はそんな王道展開に悉く反していますね。ストーリー展開はどちらかと言えば男性側をメインに進んでいきますし、女友達はさっぱりとしていてこじれることはないし、途中からライバルの男性と付き合いだし、最後に本命に行くと思いきやライバルの男性に帰っていくというかなり斬新な結末になっています。正直、最後に馬村くんの方に行くとは思いませんでしたね。何だかんだ言って初恋である獅子尾先生の方にすずめは行き、残された馬村くんは猫目ちゃんと付き合ったりするのかなと思っていましたが、『恋→諦め→恋→諦めからの恋成就』とかなり意外な展開でストーリーが移り変わっています。個人的には今作のような大人と子供の恋愛だと『キスよりも早く』『花と悪魔』『弾丸ハニー』などの王道で、最初から一途に初恋相手との恋成就を目指すような少女漫画が好きなのですが、今作のような斬新な感じも予想外で好きでしたね。良い意味で少女漫画だけど少女漫画過ぎない印象がありました。 ただ、だからこそ感想の中には「納得いかない」という声もあるようですね。個人的には確かに王道とは違った展開から驚きはしましたが、ひたむきにすずめを想い続ける馬村くん、馬村くんと一緒に楽しそうにしているすずめを観ていると、獅子尾先生といるよりもしっくりくるというか収まりがいいように感じたので、この展開で良かったと納得しています。結局は好みなので難しいところではありますが、個人的には王道少女漫画が好きな方から王道少女漫画に飽きてきた・苦手という方にもおすすめできるような恋愛映画です!個人的に少女漫画が好きでよく読んではいますが、少女漫画はどうしても王道の展開になりがちでどれを見ても同じように感じてしまう場合が多いです。今作はそんな王道少女漫画とは全く違った斬新な結末で、最初から最後まで驚きながら楽しむことができました。原作のキャラとマッチしたキャスティングもとても良くて、個人的にはとても満足のいく映画でしたね。原作を知っている方、王道少女漫画が好きな方、少女漫画に飽きている・苦手という方にまで幅広い方におすすめしたい恋愛映画なので、興味を持った方はぜひチェックしてみてください!