コンプライアンス 服従の心理 映画

タイトルのオリジナルは、松尾芭蕉最後の句と言われる「旅に病んで夢は枯野をかけ廻る」です。病に伏してなお、夢が枯野をかけ廻るとは、根っからの旅人だったのですね。DaysLikeMosaicさんは、はてなブログを使っています。あなたもはてなブログをはじめてみませんか? Powered by 引用をストックしました引用するにはまずログインしてください引用をストックできませんでした。再度お試しください限定公開記事のため引用できません。 ムビチケは、ネットで座席指定ができる便利なデジタル映画鑑賞券です。 コンプライアンス 服従の心理(2012)の映画情報。評価レビュー 205件、映画館、動画予告編、ネタバレ感想、出演:アン・ダウド 他。 2004年にアメリカのファストフード店で実際に起きた事件を基に、無実の罪を着せられた店員の衝撃の体験を描く問題作。 © 2020 ultimate-ez.com All rights reserved. SHAREアメリカで実際に起きた「ストリップサーチいたずら電話詐欺」という一連の事件を元に作られた映画『コンプライアンス 服従の心理』。「これは実話」という前置きがなかったら、ただ、少なくとも本当に怪しい場面で「それはおかしいだろう?」という反応できるように、<あらすじ>というわけで、にわかには信じられないエピソードながら、「事実である」という揺るがざる根拠をもって、人間のダメなところをがっつりと描いている本作。扱っている事件の概要というのは、ざっくりいうと以下のとおり。あるファーストフード店に「警察」を名乗る者から電話がかかり、基本的には「警察」に指示されるがまま、従業員の服をビニール袋に詰めて自分の車に置き、従業員は店のバックヤードに裸のまま監禁。さすがに良心に耐えられなくなり動揺しまくった男は、その場を脱出。こうして、ようやく事件は日の目を見て。裸にされた従業員が、お店を、そしてその母体となる会社を訴える裁判を始めているんですが、それと時を同じくして、例の「店長」もTVのインタビューを受けていて。しかも、この店長は例の婚約者とは婚約破棄をしていて。自分が彼女を傷つけたという自覚は全くなく、むしろ騙されて犯罪に加担させられた被害者という認識でいるくせに、同じような行為をした婚約者に対しては、いけしゃあしゃと「許せない」なんてことが言えるって、どういうことだ!!しかも、映画ではハッキリと描かれていないけど、どうやらこの事件、実際に一番重い実刑をくらっていうのって、この「婚約者」らしいじゃない!!映画の編集の仕方としても、オープニングで「若くてかわいいベッキー」と「太ったおばちゃんのサンドラ(店長)」の対立構造をわかりやすく見せていて、かつ、「サンドラはベッキーに対抗心を燃やしているけど、ベッキーは全く気にしていない」というシーンを入れることで、「サンドラからベッキーへの悪意があったんじゃないか?」と思わせる構成にはなっていて。でもね、やっぱり男としては5年服役しているのに、「不潔よ!」というテンションで婚約破棄されたあのオッサンの気持ちを考えるとやってらんないですわ!いろいろ言い訳の余地はあるとはいえ、サンドラって完全にただ、本作を純粋に「映画」としてみた場合、おばちゃん店長に対する「悪意」が強すぎて、かなりバイアスがかかった作品になっているのも事実。さらに、なにかしらの「事件」をテーマにした作品って、当然、犯人の心理や動機に興味がわいてしまうんですが、本作ではそこには全く触れられていないため、なんでこんな事件が起こったのかは謎のまま。というわけで、「題材として興味深い」という意味では面白い映画だったんだけど、純粋な「面白い映画」とはちょっと違うのかなぁ、という映画なのでした。東宝河出書房新社CATEGORY :TAGS :Engineer, Designer, Web Director @Yokohama次の記事 アメリカで実際に起きた「ストリップサーチいたずら電話詐欺」という一連の事件を元に作られた2012年公開のアメリカ映画『コンプライアンス 服従の心理』のネタバレ感想です ①金曜の夜、ファーストフード店の最も多忙な時間帯を狙って、警官を名乗る男性から店に電話が入る。警官と信じ込んだ女性店長・サンドラは、女性従業員・ベッキーが窃盗したということを疑わず、身体検査するためにベッキーの服を脱がせる。②電話はイタズラ、しかし信じ込んだサンドラは電話に翻弄され、ベッキーは裸にエプロンのまま長時間放置される。 コンプライアンス -服従の心理- (字幕版) ¥400 ¥917: お届け日: 7月24日 - 26日 詳細を見る. 映画前売り券(ムビチケ)ストア. 「コンプライアンス 服従の心理」のDVD(Amazon) 関連作品 ミルグラム実験の報告書(Amazon) スタンリ・ミルグラム著「服従の心理」 贋作や詐欺を描いた映画のDVDの(Amazon) 「スティング」(1973年) 「オーソン・ウェルズのフェイク」(1973年) 変な視点から映画を楽しむ、超個人的戯言ブログ 純粋に「映画」として… 冒頭でも書きましたが、公開直後に観た時は「実話ベース」という部分をかなり期待してしまっていたので、単純に「映画」として観たかと言われれば・・・そうではなかったような気が。. 知的好奇心の旅へいざなうWebマガジンコンプライアンス-服従の心理-の紹介:2012年製作のアメリカ映画。2004年にケンタッキーで、警察官を名乗る男からの電話をきっかけに、窃盗の濡れ衣を着せられたファーストフード店の女性従業員が裸にされる事件が発生。この事件を元に、善悪の判断を越えて権威に服従してしまう人間心理を描いたドラマ。サンドラ・フロム(アン・ダウド)、ベッキー(ドリーマ・ウォーカー)、ダニエルズ(パット・ヒーリー)、エヴァン・バルサー〔ヴァン〕(ビル・キャンプ)、ケヴィン(フィリップ・エッティンガー)、ニールス(ジェームズ・マキャフリー)、マーティ(アシュリー・アトキンソン)コンプライアンス -服従の心理- [Blu-ray]Blu-ray > 外国のミステリー・サスペンス映画①金曜の夜、ファーストフード店の最も多忙な時間帯を狙って、警官を名乗る男性から店に電話が入る。警官と信じ込んだ女性店長・サンドラは、女性従業員・ベッキーが窃盗したということを疑わず、身体検査するためにベッキーの服を脱がせる。 実際に起きた事件が基となっている…ということで、公開時は話題になっただがしかし…あれから数年経った今、『実話ベース』という期待を差し引いて観てみれば面白いのかもしれない…という期待からの再鑑賞です。まぁ結果としては…微妙なんですけど(笑)アメリカのとあるファストフード店に警官を名乗る男から「そちらの店で窃盗事件が発生し、従業員に容疑がかかっている」という電話が入る。店長であるサンドラ(アン・ダウド)は突然の内容に困惑するも、身体的特徴の合致するベッキー(ドリー間・ウォーカー)を事務所に呼んで取り調べる事に。電話の指示に従い、ベッキーの身体検査を始めたサンドラだが、取り調べは信じ難い内容へとエスカレートしてくのだった・・・。・・・といった内容の作品。この『映画/コンプライアンス 服従の心理』は実際の事件がベースとなっています。基となっているのはアメリカ合衆国で起きた30の州を跨ぎ、70件以上の同様の手口による事件の総称で、2004年に犯人が逮捕されるまで約10年間ものあいだ続いた事件になります。(模倣犯による犯罪も発生しています)基本的に「田舎町のファストフード店に電話をかけ、警官を名乗って指示に従わせる」というのが共通の手口となりますが、被害者は従業員だったりお客さんだったり。大半が裸にされたり性的な行為を強要されたりと…そっち系の内容が多く、中にはこの映画以上にえげつない行為を強要されたケースも。本作品は一連の事件の最後の犯行であり、犯人逮捕につながった2004年ケンタッキー州マウントワシントンでの事件がベースになっています。(内容はほぼ同じ。異なる点は後ほど)おそらくこの映画を観た方は…といった意見を主張したくなるとは思いますが・・・今回は実際の事件をベースとした作品ですので、本当に被害にあった方もいますし意図せず加害者となってしまった方もいます。そういった方々に対し、蚊帳の外からあーだこーだと知ったふうな口を聞くのはどうかと思いますので…。そもそも、実際に同じ状況を経験してもいないクセに冒頭でも書きましたが、公開直後に観た時はですので、今回は実話だという事は忘れしかし結果としては…でした(笑)むしろ実話ベースとして観たほうがマシだったような気もします。完全なフィクションとして見てしまうとというのが本作品の大事なポイントなのでしょう。たぶん。前述したとおり、この作品は2004年ケンタッキー州マウントワシントンでの事件がベースとなっており、かなり細かい部分まで同じになっているのですが・・・やはり『映画』として成立させるために必要だったのだろうな…と思える部分で、異なる点はあります。まず冷蔵庫の件。前日に冷蔵庫を閉め忘れてしまい、材料をダメにしてしまった…の部分は創作のようです。ここはおそらく「サンドラの性格」を強調するために盛り込んだのではないかと。食材不足になってしまっても本部長の指示を仰がず、まずは自分で対処したい…という、よく言えば『責任感が強い』悪く言えば『独断専行型』という性格付けが、その後の展開をスムーズに受け入れさせるために必要だったのでしょう。そして電話の途中でそれ以外で大きく異なる点は『実際の犯人の勤務先は刑務所・収容所の運営会社』といったくらいで、サンドラの婚約者が関与していたり、その後婚約解消していたりといった部分は事実です。店の機械整備を請け負っていた男性がデザートを食べに訪れ、その彼がきっかけとなって「嘘だった」という事に気づき、すぐに電話番号探知をかけた事で犯人逮捕に繋がった…という部分も実際の事件と同様です。なんか真面目な文章ばかり書いていたら背中がかゆくなってきました…。個人の好みや価値観もあると思うのですが、私個人としてはぶっちゃけ被害者であるベッキーも、店長のサンドラも、「可愛いっ!!」とか「美人だっ!!」とは思えませんでした。店長に関してはむしろ・・・ぐほっ、ぐほっ。むせた。この「まぁいるよね、こういう人」というレベル(失礼な言い方ですが…)だからこそ、実際に起きた事件だというリアル感が出ていて良いかな、と。これがものすごく可愛くてプルンプルンのベッキーだったりしたら、もう別の方向で見てしまってダメだったでしょう。ショッキングな内容そっちのけで、と、お祭りムードでわっしょいわっしょいですよ、もう。なんなら店長も一緒に脱がせちゃおうよ!のノリになってしまいます(笑)ふぅ、ちょっとふざけた事を書けたので背中の痒みが治まってきました。5分に1回はバカな事を書かないとジンマシンが出る体質なので大変なんです。。。なお本映画の予告編では犯人逮捕後も精神的な苦しみを背負い続けている被害者の方には申し上げる言葉がありません。こういう事件が発生するとマネをするヤツは国を問わずいるようで、アメリカでも模倣犯が多数現れたようですし・・・くれぐれも「よし!俺もマックに電話して脱がせてやろう!!」なんて事はなさりませんように。もしどうしてもやりたいと言うのであれば、事前に私に「どの店に、何時に電話をかけるのか」を連絡してから犯行に及んで下さい。そしていやいや、理由などありませんよ。ホント。…さてさて、赤いバラを買いに行くとしましょうか。前の記事次の記事© 映画で戯言三昧