TBS「ノーサイドゲーム」が最終回を迎えました。 アストロズは七尾・浜畑のダブルスクラムハーフというこれまで見せて来なかった戦術でサイクロンズを下しついに優勝しました。 その後、どうなったのかを紹介します。 なお当記事はドラマ版の内容を補完するため原作小説を参考にしています。 目次 本社に返り咲き、経営戦略室長に就任しました。 さらにアストロズの部長にも就任しています。 同様に経営戦略室長兼アストロズ部長となっています。 ちなみにアストロズ部長は代々横浜工場の工場長(ドラマ版では府中工場長)が就任していましたが、工場長の新堂が退職して君嶋に引き継いでいます。 そしてさらに君嶋は日本蹴球協会の理事に就任しています。 日本蹴球協会は木戸によって会長が解任されるという「クーデター」が行われていました。 そして改革の要として木戸から直々に「経営のプロに入って欲しい」とオファーを受けています。 ドラマ・原作ともに現役を引退しアストロズのGMに就任しています。 ドラマ版では何も語られていませんが原作では少しだけ変化があります。 アナリストというポジションに加え、企画担当として地域貢献のボランティアやイベントを主催するようになっています。 さらに、これまで平社員でしたが係長に昇格しています。 この昇格人事は元GMの君嶋によるものです。 トキワ自動車の子会社に勤務しています。 原作では金融子会社の社長として大活躍しており、近いうちに本社に戻ると予想されています。 さらに君嶋の予想では次期社長になるのもこの滝川ではないかとされています。 カザマ商事は法的整理の方向で近々裁判所に申し立てを予定しています。 なお白水商船のバンカーオイルの件はまだ公表されていません。 なんらかの刑事罰が問われるだろうとされています。 一瞬だけ常務になった黒幕の脇坂はカザマ商事買収を裏で主導した事実によって常務の役職を解き、特別背任で告訴されかかっています。 ドラマ版で「ラグビーは必要か」という滝川の問いに答えた君嶋のセリフは原作では滝川が君嶋に語った内容です。 「理不尽がまかり通る世界」は日本国内だけでなく世界中に広がっています。 ノーサイドの精神だけで解決するほど甘くはないでしょうが、世界がよりよくなっていくためにノーサイドの精神が世界中に知れ渡るといいですよね。 そのためにはまず日本がノーサイドの精神を現実社会でも実践する必要がありそうですが。 TBS「ノーサイドゲーム」の後日談を原作小説を基に紹介しました。 原作では君嶋は日本蹴球協会の理事も兼任しています。 これまで提案してきた改善案を実行に移すのはこれからです。 原作小説に続編があるかわかりませんが君嶋の日本蹴球協会での戦いも気になりますよね。 ドラマ版でも大人気だった滝川の子会社での活躍や本社復帰への道、そして次期社長への就任までのスピンオフも見てみたいですね。
SHARETBSドラマ このドラマの中で、主人公・ ・・・ということで、滝川常務はなどなど気になるアレコレの原作ネタバレです。↓こちらの記事にも軽く書いています。 スポンサーリンク 目次 本日9:30~TBSテレビにて放送される「王様のブランチ」に出演します! ◇上川さんが久々の敵役を演じる「ノーサイド・ゲーム」は明日7/7 21:00~放送スタート!!お楽しみに!(STAFF1号) — 上川隆也 STAFF (@Kamikawa_STAFF) トキワ自動車のリーダー的存在。将来の社長と言われている人間です。 その滝川常務に強い対抗意識を持つのが、君嶋の元上司、 脇坂室長は滝川常務と同期ですが、営業部門は経営戦略室よりも格上の部署ということもあり、立場的にはずっと格下。 取締役ではあるものの、「平」の取締役に甘んじています。このふたりの関係が、『ノーサイド・ゲーム』の後の展開に大きく関わっていきます。 そのトキワ自動車の権力者・滝川常務は君嶋の天敵でもあります。 本社・経営戦略室時代にも君嶋と滝川常務はやり合うことが多かったようでその二人の激しい口論バトルに脇坂室長は閉口し、君嶋をなだめるシーンもあります。 そして、君嶋が横浜工場に飛ばされアストロズのゼネラルマネージャーに就いた後でもこの因縁は続きます。 取締役会議でアストロズの予算案提出の際には、滝川常務が必ず突っ込んでくるのです。 アストロズの存在に否定的・・・いや、それどころか社会人ラグビーリーグを牛耳っている「の在り方自体に否定的なのです。 面白いことに、滝川常務は散々君嶋にギャンギャン吠える割には、仕舞には島本社長の「ラグビー部をえこひいきする発言」に折れて、予算が満額通過するのです。 実は滝川常務は、広報部長時代にアストロズの副部長でした。 また、父親がラグビーをやっており、毎年正月には花園へ高校ラグビー観戦に出かけていたのです。 滝川常務自身はラグビーをやりたかったものの経済的にできなかったようです。 受験勉強優先にしたことと、大学時代は父親の家業が傾き、バイトで忙しくてラグビーをしている時間は無かったのです。その一方で、滝川常務はアストロズへの愛情も持ち合わせていました。 滝川常務のようなやり手が本気でラグビー部を潰そうと思えば簡単に潰せたはず。 いつも廃部をちらつかせながら、ラグビー部の問題点をクドクドと並べていましたが、結局最後には、島本社長の何の説得力も無いラグビー精神論に折れて、予算を満額支給してくれていたのです。 滝川常務が失脚して初めて君嶋は、滝川常務が本当はラグビーのことを真剣に考えてくれていたことに気づいたのです。 スポンサーリンク そんな滝川常務。なんと、 それは「カザマ商事買収」の中で不正が発覚したためでした。 滝川常務とその配下、営業部が威信を懸けて取り組む「カザマ商事」買収。 オイルを扱うカザマ商事を手に入れることで将来的にトキワ自動車の収益は大きく拡大し滝川常務の評価もうなぎ登りになるはずでした。 しかし、カザマ商事は重大な問題を隠していました。 取引先の白水商船のタンカーがエンジントラブルにより停船しているところ、強風に煽られ座礁。 そのエンジン不具合の原因がカザマ商事が納品した燃料油「バンカーオイル」に原因があることが濃厚でした。 それが白水商船に知られたら巨額の賠償金を請求されることは目に見えています。 カザマ商事の風間社長はそれを隠蔽するためにバンカーオイルの分析を行った横浜工科大学の森下教授を3億円で買収し嘘の報告書を提出させたのです。 そのことを調べ上げたのは君嶋でした。 脇坂室長は君嶋から提出された報告書を物証付きで取締役会で暴露。 もしカザマ商事を買収していたら、その親会社であるトキワ自動車は巨額の賠償金の肩代わりをする羽目になっていました。 これにより、滝川常務の威信は奈落の底へと落ち、出向が決まったのです。 島本社長からその会社の再建を託されたという噂もありますが事実は不明。ただ、この件に関して君嶋は取締役会の1週間も前に脇坂に報告したのにそれを取締役会でぶち撒けるという脇坂のアンフェアなやり方に不信感が芽生える一方でした。 降格になり、子会社の社長になってそこで滝川の出番は終わったわけではありませんでした。 実は滝川は脇坂にハメられていたのです。更に、君嶋を横浜工場に飛ばしたのは滝川常務では無かったことが分かり、君嶋は呆然とします。 原作には、次の滝川元常務のセリフがあります。私は、そんなケチなことはしない。いつも論敵ではあったが、お前のような奴は経営戦略室には必要だと私は思っていた。いまもそうだ。滝川がハメられた話と、君嶋を左遷した張本人についてはこちらをご覧下さい↓ 滝川はちょくちょくアストロズの試合観戦に訪れるようになっていて君嶋とはいい間柄になっています。 原作では、金融子会社の社長として、大車輪の活躍を見せていた。とありますので、かなり劇的な業績アップを果たしたのではないかと思います。原作では金融子会社の社長の段階で物語は終わりますが、君嶋の読みでは、滝川は近いうちにトキワ自動車に戻り、予想しています。最初は敵対関係からスタートしたふたりが仲良く腰掛けて試合観戦しているシーンを浮かべると、ほんわかしてきますね! スポンサーリンクCATEGORY :TAGS :トキワ自動車のモデルはトヨタ自動車?ノーサイドゲームノーサイド・ゲーム TBSドラマ原作を発売日よりも早く読む方法ノーサイドゲーム の登場人物とキャストは? 原作ネタバレノーサイドゲームTBSドラマ原作ネタバレあらすじノーサイドゲーム原作ネタバレあらすじ2アストロズの新監督は誰?櫻井翔くん演じる赤木はノーサイドゲーム原作ではどんな役?次の記事 スポンサーリンク 大泉洋主演のドラマ『ノーサイド・ゲーム』特別編・最終夜のネタバレあらすじと感想をまとめてみました。カザマ商事の買収が会議で決定されるという直前になり君嶋はカザマ商事の不正の証拠を突きつけて滝川を失脚させた。その後、経営戦略室の脇坂が常務に昇