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ベルを演じるエマ・ワトソンに一切の演技の隙がなかったので、見事にアニメ版をバージョンアップさせた物語になっていました。1人の演技でここまで物語って持って行けるんだと感心しました。サッカーで例えると、メッシがドリブルで脇役がダメだったわけではないんです。可愛いチップに愛情あるポット夫人、衣装ダンスのマダム・ド・ガルドローブなどキャラクターに愛嬌があり好感が持てる。海外の批評のとおり、「ひとりぼっちの晩餐会」はあまりにも場面がきらびやかすぎて目で追えず、ごちゃごちゃした感じを受けました。ただ、他のミュージカルシーンは比較的シンプルで華美すぎない演出で個人的にはリアルさが増して好きです。アニメ版の曲よりも新しい追加曲の方が良いと感じさせた時点で、この映画は成功しています。だって、今までアニメより実写の方が素敵な映画ってありました? では、ここからは3つにまとめてなぜこれほどまでに私が実写版「美女と野獣」について素晴らしいと思ったのかをご紹介します。私、決してディズニー作品だからって贔屓する人間ではありません。劇団四季のディズニーミュージカル「ノートルダムの鐘」に対しては、正直に辛辣な感想を書いています。 アニメ版のベルと比べようという気持ちが一切起きないほど隙のないエマ・ワトソンの演技と歌。https://youtu.be/Mz4YlakkQGY ベルというか、完全に主人公の名前もエマですね。主人公がベルという名前であることを忘れていました。「ハリー・ポッター」シリーズは全作品見ていますが、これほど演技力と存在感がある女優だとは気づきませんでした。女優からこんな衝撃を受けたのは「メリー・ポピンズ」のジュリー・アンドリュースを初めて見たとき以来です。https://youtu.be/tRFHXMQP-QU エマ・ストーンが「ラ・ラ・ランド」でアカデミー主演女優賞を受賞しましたが、同じエマならワトソンの方に軍配が上がるでしょう。唯一子ども向けのディズニー映画という点が心配ですが、たとえば同じくミュージカル実写映画「メリー・ポピンズ」ではタイトルロールのメリー・ポピンズを演じたジュリー・アンドリュースがアカデミー主演女優賞に輝いています。作品賞から視覚効果賞まで13部門ノミネートした「メリー・ポピンズ」の前例もありますので、「美女と野獣」がアカデミーやゴールデン・グローブ賞の候補に挙がっても不思議な話ではないのです。 実写版で新しく追加された新曲が3つあります。アニメ版のストーリーに3曲がマッチするのか?と不安でしたが、見事に「美女と野獣」の世界観にマッチしていました。「Evermore/ひそかな夢」はベルを離した野獣の心境が歌われることで野獣の心情を掘り下げ、アニメ版より人間味を増した野獣へと変化しました。 「How does a moment last forever/時は永遠に」はベルとモーリス、そしてベルの母親のつながり・絆を掘り下げることに成功していました。アニメ版では、描ききれなかったベルとモーリスの親子としての愛を深く感じることができたのです。すべてアラン・メンケンの作曲です。メンケンの手腕を素直に讃えたいと思います。 ベルは赤ちゃんだったころパリに住んでいました。しかし、都会から離れ、田舎町にやってきます。なぜやってきたのか?こういったアナザーヒストリーが追加されています。辺鄙な田舎へやってきた理由、そしてベルが「パリ」という都会からやってきたという事実が、ベルがなぜ「本の虫」なのか。なぜベルとモーリスの愛情は深いのか?というキャラクターの深みにつながっていきます。キャラクターの深みが、物語の厚みにつながっているのです。 とにかくエマ・ワトソンがすごすぎるのです。存在感、演技力、見た目。三拍子そろった女優がハリウッドでさえどれだけいるのでしょうか。4DXや日本語吹き替えでも観たいと思いますが、この映画がすてきだと思った理由がエマ・ワトソンなので、正直2Dの字幕版が一番おすすめかもしれません。関連記事YouTubeチャンネル開設しました!エンタメ系企業への就職・転職情報サイトOPEN!
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悪い評判は、「CGが微妙だった」というものが多かったです。 CGが微妙と感じる方は、 アニメ版の「美女と野獣」をご覧ください。 もちろん、 U-NEXTで視聴可能 です。 2017年4月にエマ・ワトソン出演によって公開された実写版映画「美女と野獣」。今回の作品で物語の重要なキーとなっているのが“魔女のアガット”。ここでは、「美女と野獣」に登場する魔女のアガットに …
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