阿部サダヲ TV 映画
『東京ラブストーリー』(1991年)、『Mother』(2010年)、『最高の離婚』(2013年)、『カルテット』(2017年)など数々の名作ドラマを誕生させ、近年は舞台や映画でも活躍する脚本家・坂元裕二。そんな坂元裕二による最新作、主演を務めるのは、名優・阿部サダヲ。本作では、横浜地検みなとみらい支部勤務の駒月直(こまづき・なお)役で初の“検事”に挑む。また、直の元恋人で横浜ゴールド法律事務所の敏腕弁護士・蔦谷円(つたや・まどか)を演じるのは、テレビ朝日のドラマ初登場となる松たか子。阿部と松は、映画『夢売るふたり』(2012年)で結婚詐欺をはたらく夫婦を演じたほか、舞台や映画で何度も共演してきた黄金コンビ。本作でも、阿部が「松さんとの役者としての相性は100%!」と言うほどに息ピッタリな演技をみせる。学生時代から7年間交際し、別れた後もお互いの恋人を紹介しあうなど何かにつけては顔をつきあわせ、憎まれ口を叩きあう…。そんな微妙な関係を13年間続けている“検事”の直と“弁護士”の円。ある日、直が担当する「みなとみらい連続突き飛ばし事件」でついに死者が出てしまう。事件が一気に深刻化するなか、絶対に刑事事件を引き受けないと決めていたはずの円が、連続突き飛ばし事件の被疑者を弁護することになり…。元恋人同士の2人が、検事と弁護士として対峙する。被疑者を立件しなければならない検事の直と、釈放させたい弁護士の円。2人がそれぞれの立場から真実を追い求めるというサスペンスストーリー、そして直と円それぞれの現在の恋人が加わった一筋縄ではいかない大人の恋愛模様が絡み合い、物語は予測だにしない展開へと向かっていく。スピーディーに展開する本作の監督を務めるのは、月川翔。映画『君の膵臓をたべたい』(2017年)、『響 -HIBIKI-』(2018年)など、苦悩を抱えながらも人生を果敢に切り開く若者たちの姿を瑞々しく描いてきた月川が、今作ではリーガルサスペンス、そして一筋縄ではいかない40代のラブストーリーに挑む。月川の演出は初めてという阿部と松は、口を揃えて「すごく細かく撮る時もあれば、現場で突然1カットが11.5ページとかまで長くなることもありました(笑)。スコーンと気持ちよく『これだ!』って決めてくれる方でした」と語る。そんな臨場感あふれる演出にも注目だ。 僕、女優さんの中では松さんとの共演が一番多いかもしれないくらい、ご一緒させていただく機会が多いんですよ。なので、今回もまず松さんと共演できると聞いてすごくうれしくて、「台本読みました?」って連絡しました。でも、この会話の応酬って坂元さんの脚本の魅力ですよね。自分では言わない言い回しが出てきて、最初はどうなんだろうって思っていても実際に言ってみると面白いんです!とはいえ、ここまでのセリフ量の掛け合いとなると、あまり知らない方とだとなかなか難しいので、本当に松さんとできてよかったなと思います。セリフ合わせもしてくださるし、本番で僕が急に言ったことも全部受け止めてくれるし、僕がセリフを変えちゃってもそれに合わせてくれる…本当にありがたいです。僕が演じる直、松さんが演じる円をはじめ、この作品には、普通の人が出てきません(笑)。みんな一見普通に見えるんだけど、“なんだ、この人! 2020.06.17 阿部サダヲ・篠原悠伸 出演 tv ドラマスペシャル「スイッチ」 テレビ朝日系 6月21日(日)21:00~23:04 2020.06.08 阿部サダヲ・皆川猿時 出演 movie 「mother マザー」 2020年7月3日(金)公開 映画「mother マザー」HP. !』の水田伸生監督、主演の阿部サダヲ、脚本の宮藤官九郎のトリオが再び顔を合わせ、不幸な生い立ちの兄弟の再会劇を、笑いと涙を交えて描く。 ヒューマンドラマ 脚本家・坂元裕二によるドラマスペシャル『スイッチ』が6月21日の21時からテレビ朝日系で放送されることが決定した。僕、女優さんの中では松さんとの共演が一番多いかもしれないくらい、ご一緒させていただく機会が多いんですよ。なので、今回もまず松さんと共演できると聞いてすごくうれしくて、「台本読みました?」って連絡しました。僕はまだ読む前だったので「どうでした?」って聞いたら、「一回閉じました」っておっしゃっていたんですね。その後に僕も読んだんですけど……やっぱり一回閉じました(笑)。なんだろう……ちょっと多いな、文字がまぶしいなって(笑)。でも、この会話の応酬って坂元さんの脚本の魅力ですよね。自分では言わない言い回しが出てきて、最初はどうなんだろうって思っていても実際に言ってみると面白いんです!阿部さんともお話したんですけど、最初に台本を読んだ時、とてもセリフが多くて……一回閉じました(笑)。坂元さんはドラマを作る時に、“これってストーリーに必要なのかな?”って思うような人間の側面まで書かれる方なんです。人への愛情がとても深いのか、ものすごい観察眼で人を見てらっしゃるのか。坂元さん自身は本当のところ、どういうことを思って書いてらっしゃるのか知りたいような、知りたくないような……(笑)。この作品にもちょっとおかしな……というか、とても変わった人がたくさん出てくるんですけど(笑)、普通に生活している人たちの中にも結構いるのかもしれないと思って、生々しい話かもしれないなと感じました。阿部サダヲさんと松たか子さん演じる離れられない2人の話です。詳しく言うと、離れられないの前に離れたいけどが付きます。離れたいけど離れられない2人の話です。好きじゃないけど好きだったり、好きだけど好きじゃないだったりもします。ラブストーリーだけどラブストーリーじゃない、サスペンスだけどサスペンスじゃないドラマかもしれません。最高だ最低だ、最低だ最高だと思いながら観ていただけたら幸いです。阿部サダヲさん演じる検察官と、松たか子さん演じる弁護士。離れたそうで離れられない2人を、まるで2人で1つの人格であるかのように感じながら演出していきました。お二人の達者な芝居に感嘆し、念願の[坂元裕二脚本]を監督できた幸運を噛みしめつつ。このご時世に新作ドラマをお届けできることを嬉しく思っております。2010年に坂元裕二さんを訪ねて以来、「テレ朝でオリジナルドラマを!」という10年越しの夢が、今回ついに叶いました。“40歳を過ぎても、まだまだ生きづらい”そんな不器用で愛すべき40代の元恋人たちを、阿部サダヲさんと松たか子さんという最高の組み合わせでお届けできる幸せ。■放送情報インタビューPick Up!音楽記事ピックアップ「阿部サダヲ×松たか子共演 坂元裕二脚本のリーガルサスペンス×ラブストーリー『スイッチ』放送へ」のページです。© realsound.jp 表示切替: グループ魂の活動は活動履歴は 「tvドラマ 1話」 2本. がっぱ先生! Copyright © 2020 Cinemarche 映画感想レビュー&考察サイト 狙撃 「舞台」 2本. 2016年 5,400万円 「 主演 映画」 1本. 母と息子。ひとつの殺害事件。実話をベースに描く感動の衝撃作『日日是好日』の大森立嗣監督が、長澤まさみ、阿部サダヲを迎えた本作。この記事ではスポンサーリンクCONTENTS河村光庸プロデューサーが、主演の製作は、日本アカデミー賞(主要部門)三冠の『新聞記者』(2019)、『宮本から君へ』(2019)など話題作をおくりだし、現代社会の様々なテーマを世に問い続ける映画会社スターサンズです。男たちとゆきずりの関係をもち、その場しのぎで生きてきたシングルマザーの秋子。生活に困って両親に金を借りに行きますが、散々家族からの借金を繰り返してきた彼女は、愛想をつかされ追い出されてしまいます。昼間からゲームセンターで飲んだくれていた秋子は、ホストの遼と出会い意気投合。遼は秋子のアパートに入り浸るようになります。実の息子・周平を学校にも通わせず、遼と出かけたまま何週間もアパートを空ける秋子。しかし、秋子は周平に異様な執着をみせ、自分に忠実であるようにと強います。歪んだ愛に翻弄されながらも、母しか頼れるものがいない周平は、彼女の要求にこたえようとしてもがきます。やがて身内からも絶縁され、次第に社会から孤立した母と息子の間に生まれた“絆”。それは成長した周平をひとつの殺害事件へ向かわせ…。スポンサーリンク友人など周囲の人間から「30になったらいい役者になる」と言われたことがあったため、職を転々とした時期に一度やってみてもいいかと思い立ち、大人計画のオーディションを受けたことが芸能界入りのきっかけとなりました。短髪を白髪に染めて軍服を着用という奇抜な姿でオーディションに臨み、主宰の松尾スズキを仰天させたそうです。1992年の舞台『冬の皮』でデビュー。同年には病気降板した温水洋一の代役として、『演歌なアイツは夜ごと不条理な夢を見る』でドラマデビューを果たします。1995年、同じ大人計画の俳優らとバンド「グループ魂」を結成し、ボーカルの「破壊」として活動。2005年には「君にジュースを買ってあげる♥」で第56回NHK紅白歌合戦にも出場しました。2000年、大人計画のメンバーである脚本家宮藤官九郎脚本のテレビドラマ『池袋ウエストゲートパーク』に出演し、宮藤作品の常連俳優となります。2007年、『舞妓Haaaan!!